意味不明なチューニング、まるで耳コピが出来ないベースライン、ウネウネと動くドラム
それらが混ざって、カオスになったのが
Bloodthirsty butchers
出典:https://rockinon.com/news/detail/82990
⒈メンバー
イカツイ名前を持つこのバンド、
初めて聞くと筋肉ムキムキのアメリカ人が思い浮かぶはず。
本当は、北海道で結成されたバンド。
Vo/gtの吉村秀樹、baの射守矢雄(いもりや たけし)、Drの小松正宏。後に、gtの田渕ひさ子が入る。
田渕ひさ子は言わずと知れた、ナンバーガールのgt。
最近、再結成しましたよね。
⒉サウンド
意味不明なチューニングのギターも特徴的だが、根っこにあるのはベースであると思う。
実際、吉村秀樹も「ブッチャーズのバンド・サウンドにおいて中心に据えているのはベース。ギターはそこに乗っけただけっていう感じ」と言っている。
射守矢雄のベースは、ムスタングベースというショートスケールでフレット間の幅が狭く、弾きやすい。
射守矢雄はベースのくせにアルペジオやコード弾きを多用するので、少しでも弾きやすい方が良いのかもしれない。
アルペジオ多用しまくりの「7月」
曲全体のイメージを上手く作っているのが、上手過ぎ。
「7月」使っている音としては、G#を中心に3度、トライトーン、オクターブなどを使っていると思われ、本当に自由に弾いているが、全体として一つにまとめてもいる。
こんな、ベーシストはいないと思う。もちろん、吉村秀樹のギターも凄まじいが、あまり取り上げられていなかったのでベースの凄さを語った。
⒊オススメの曲
先程あげた「7月」は、代表曲。『kocorono』という名盤過ぎる名盤に入っている。
特に、1999年のライジングロックフェスティバルの演奏が有名。最後に、ギターぶん投げるやつ、、、(あのギターは借り物らしい)
他には、「JACK NICOLSON」。「悪い大人の手本でいたい」という、あの感じ。たまらないね。PVもスゲェ良い。
⒋最後に
僕がBloodthirsty butchersを知った時には、もう既に吉村秀樹は死んでしまっていた。
もう少し、早く知っていればライブに行けたのにな、と後悔している。
僕がこんな偉大な方々を批評するのは、背伸びな感じがしたが
この記事を読んでブッチャーズを知って貰ったらな、と思う。
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