アメリカの三人組オルタナバンドであり、ソニックユースが混沌、Dinosaur jrが青春だとしたら彼らは幻想だと思う。
Yo La Tengo
目次
1:メンバー
2:音楽性
3:個人的おすすめ (名盤!)
4:終わり
1:メンバー
(http://yolatengo.comより引用)
上の写真で右から
アイラ・カプラン(Ira Kaplan):Gt、Vo、Key
ジェイムズ・マクニュー(James McNew):Bass、Vo、パーカッション
ジョージア・ハブレイ(Georgia Hubley):Dr、Vo
アイラがギターでジョージア(女性の方)がドラムを受け持つ。
ジェイムズはギターを弾いたり、ベースを弾いたりと流動的。
ちなみにアイラとジョージアは夫婦で、最初はこの二人だけだったが1992年にジェイムズが加入した。
その他にも、様々なメンバーが存在していたが現在は三人組。
2:音楽性
一言で言えば、音が流れている。
つまりはっきり曲というより、音が重なり合ってYo La Tengoらしい空気になっている。
⑴インスト曲
それが分かりやすいのが「Green Arrow」というインスト曲。
夏の終わりに聴こえる虫の音を取り入れ、完全に風景を変換してるのが凄いところ。
他のオルタナバンドとの違いとして、このような環境音楽(アンビエント)的な曲が多いことが特徴だと思う。
そして一度、まっさらな状態で聞いてほしいと思う。時間をおいて、ふとした時に聞いてほしい。絶対に何か感じるものがあると思う。
⑵ アイラの轟音ギター
Yo La Tengoを特徴づける、もう一つの要素はアイラのギターだと思う。
超絶テクニックではないが、思いっきり歪ませノイズに近い轟音を発することも多い。
そんな曲の一つが
「Blue Line Swinger」
イントロ(?)が異常に長く、Bloodthirsty Butchers(↓)の「7月」を連想させる。
ボーカルはジョージア(女性の方)がとり、アイラはギターに徹する。
ちなみに、アイラはストラトを主に使用している。
音源版もノイズ節は出ているのだが、ライブの方ではっきり聴くことができる。
3:個人的おすすめ (名盤)
個人的には「Blue Line Swinger」が入っている『Electr-O-Pura』(1995)がおすすめ。
初めて聞いたアルバムということもあるが、ポップだが十分にYo La Tengoらしさが出ている。
しかし、先程の「Green Arrow」が収録されている『I Can Hear The Heart Beating As One』も全く見劣りしないので、気に入った方を聞けばいいと思う。
4:終わり
Yo La Tengoは活動がかなり活発で、早いペースで音源を出すバンド。
最近も、奈良美智さんのジャケットのCDを出している。
もちろん僕はYo La Tengoが好きで、彼らの曲を聞くと懐かしいような不思議な気分に襲われる。
なかなかそんなバンドはいないんじゃないかなぁと。
Yo La Tengoでした。
Yo La Tengo - Twitter
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